今回はWayne Shorterの名曲”Footprints“のアナライズ。
よく質問されるのが9、10小節目(6/4表記の場合)からのチェンジです。
マイナーブルースのリハーモナイズの話になるのですが、楽譜によってチェンジが違いますよね。
例を挙げると
・Ab7-G7
・D7-Db7
・F#m7b5-F7-E7-A7
実はこれらのチェンジは皆一緒です。
Ab7-G7を元に細分化しており分析すると…
このような感じになります。
D7とDb7は元のチェンジの裏コード。
F#m7b5-F7-E7-A7-5はF#m7b5はD9と同一コード。F7はD#dim=Adim(Ab7)の代理。E7はG7の代理(Abdim=Fdim)、A7-5はGをルートと考えると9th、#11th、#5、Rootとなり代理コードとなります。
アドリブをとる時はAb Lydian Dominant、G Alteredと大きくとるのが一番ベーシックな方法です。